ジアリルトリスルフィドは、JNKおよびAP-1のROS媒介性の活性化を介して、ヒト乳癌細胞においてアポトーシス(細胞の自然死)を誘導する。
研究者: 誠信女子大学校 Department of Food & Nutrition, College of Human Ecology(大韓民国)
はじめにの一部抜粋
「本研究では、DATSは、ヒト乳癌MCF-7細胞中で最も強力な抗増殖効果を示したことを見出した。
…
雌Balb/ cマウスに5μmol/ kgでのDATSの経口投与は、ヒトMCF-7細胞の腫瘍異種移植片の増殖を阻害した。これらの結果は、DATS誘導アポトーシスがROSの生成およびJNKおよびAP-1のその後の活性化を介して媒介されることを示唆している。」
カテゴリー: DATS Page 6 of 8
玉ねぎのケルセチンとにんにくのDATS(ジアリルトリスルフィド)が胃がんを予防する!
摂取を続けることで胃がん発生リスクが50%改善するという研究結果があるとのこと。
出典 http://www.excite.co.jp/News/lifestyle/20140919/Selfdoctor_3119.html
日本大学 生物資源科学部 生命化学科のページに
ニンニクより単離した抗がん作用物質ジアリルトリスルフィド(DATS)による 大腸がん細胞の細胞死の誘導メカニズムが紹介されています。
日本大学生物資源科学部生命化学科栄養生理化学研究室教授で農学博士である関 泰一郎氏の研究によって、DATS(ジアリルトリスルフィド)は、がん細胞が増えていく過程で登場するチューブリンというタンパク質が細胞分裂に関与することを阻害し、“細胞の自殺”と言われるアポトーシスを起こすことが分かっています。
このDATS(ジアリルトリスルフィド)という物質を「球にんにく」よりも高含有しているのが特許取得成分にんにくスプラウトパウダーです。
アメリカ国立癌研究所(NCI)発行の「にんにくとがん予防」という記事
<出典 アメリカ国立癌研究所(NCI)表題 Garlic and Cancer Prevention >
この中で述べられている「どの程度の摂取量で予防に効果があるか」について注目しました。
にんにくに代表されるアリウム野菜を毎日10g以上摂取した人は、2.2g以下の人に比べて前立腺がんを罹患するリスクが50%削減されるとのこと。
にんにく10gは、にんにく粉末2.4gに相当します。2.4gというとかなりの量です。
米国ピッツバーグ大学などの研究により、前立腺がん予防やがん細胞増殖抑制への有効性が解明されているにんにく特有の成分「ジアリルトリスルフィド(DATS)」の含有量で必要な摂取量を検討してみると、
「ジアリルトリスルフィド(DATS)」をにんにく粉末より7.8倍多く含んでいる『にんにくスプラウトパウダー』であれば、普通のにんにく粉末2,400mg(2.4g)に対して約310mgとかなり少ない量で効率よく目安量を摂取できることが分かりました。